専門外来・センター機能
専門外来・センター機能
外来化学療法センター
部門概要
従来、入院で抗がん剤治療(化学療法)を行うことが一般的でしたが、副作用の少ない抗がん剤と支持療法(副作用やがんによる症状を和らげる治療)が開発され、最近ではがん治療が外来で行えるようになりました。外来化学療法センターは、化学療法を受けながら外来通院で日常生活の質を維持し安全に治療を行うところです。また、がん治療の他に生物学的製剤を使ったリウマチ・クローン病・潰瘍性大腸炎などの治療も行っています。
施設案内
外来化学療法は、月から金曜日まで予約制で治療を行っています。ベッド8台(個室2部屋)、リクライニングベッド9台の合計17台を使用し、カーテンでプライバシーを確保し、静かで落ち着いた環境のもと治療を受けていただいています。
外来治療が決定したら、施設内の見学とオリエンテーションを行い、日常生活で注意することやケア方法などについて説明しています。治療日には、主治医の診察前にがん化学療法認定看護師をはじめとするスタッフが患者さんに体調や生活の変化などを伺い、副作用に対するセルフケア(自分で体調管理ができる)支援に繋がるように問診を行っています。問診の情報をもとに、主治医による診察の結果で治療開始となります。
私たち外来化学療法センターは、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、患者さんが安心して日常生活を過ごし安全に確実な治療が受けられるよう、主治医・薬剤師・ソーシャルワーカーなどと連携しています。
またインフォメーションルームには、ウィッグ、補整下着、アピアランスケア用品などのサンプルやパンフレットが設置してあり、実際に手に取ってみることができます。お気軽にお声をかけてください。