たくましく、しなやかな看護師になるために
江南厚生病院 看護部長片田 仁美
愛知県の北東部「尾張北部医療圏」で救命救急センター(三次救急)を担う当院は、地域の人々の命を救うとともに、健康を守る役割を担っています。
看護部の理念にある「安全・安楽・自立」。これは、患者さんのケアのためだけではなく、私たち看護師の日々の業務においても最優先となる言葉です。今行っている処置は「安全」か、一緒にケアを行う看護師は「安楽」に仕事を行えているか、私自身は「自立」しているか。1日に何度も確認しながら看護を提供しています。
とはいえ、看護の現場では想定しないことが起こることもあります。思うようにいかないことや、自分の未熟さに心が折れそうになることもあるかもしれません。先輩たちも同じような経験をたくさんしてきました。しかし、経験から学び、お互い助け合い、ともに成長することで、折れそうになっていた心は「しなやかさ」を持ち、少しずつ「たくましく」なっていきます。
そんな毎日を過ごしていくことで、昨日の自分より成長していることを実感できるはずです。私たちと一緒に「たくましく、しなやかな」看護師を目指しましょう。