Message

採用メッセージ

看護部長ごあいさつ

たくましく、しなやかな看護師になるために

江南厚生病院 看護部長片田 仁美

愛知県の北東部「尾張北部医療圏」で救命救急センター(三次救急)を担う当院は、地域の人々の命を救うとともに、健康を守る役割を担っています。
看護部の理念にある「安全・安楽・自立」。これは、患者さんのケアのためだけではなく、私たち看護師の日々の業務においても最優先となる言葉です。今行っている処置は「安全」か、一緒にケアを行う看護師は「安楽」に仕事を行えているか、私自身は「自立」しているか。1日に何度も確認しながら看護を提供しています。
とはいえ、看護の現場では想定しないことが起こることもあります。思うようにいかないことや、自分の未熟さに心が折れそうになることもあるかもしれません。先輩たちも同じような経験をたくさんしてきました。しかし、経験から学び、お互い助け合い、ともに成長することで、折れそうになっていた心は「しなやかさ」を持ち、少しずつ「たくましく」なっていきます。
そんな毎日を過ごしていくことで、昨日の自分より成長していることを実感できるはずです。私たちと一緒に「たくましく、しなやかな」看護師を目指しましょう。

求める人材

  • 豊かな感性と倫理観、科学的根拠に基づいた看護実践ができる看護職
  • 社会の変化を捉え、地域のニーズに対応できる看護職
  • 一人ひとりのキャリア、WLBの実現に向けて相互に研鑽する看護職

江南厚生病院 看護部理念

私達は、対象となる人々の
「安全・安楽・自立」を念頭に置いて看護を提供します。

基本方針

  1. 専門職業人としての誇りと責任ある行動をとります
  2. 常に探究心を持ち、看護の質向上に努めます
  3. チーム医療におけるキーパーソンとしての役割を果たします
  4. 専門職業人としてのキャリア形成を行います
  5. 思いやる心と感謝の気持ちを大切にします

部署紹介

8階西:緩和ケア病棟

20床

均等割二交代

患者さんの身体的・精神的・社会的苦痛を緩和するとともに、最期まで人間の尊厳を保ち、穏やかな時間の中でその人らしい生き方を見いだせるよう支援しています。また患者さんだけでなくご家族もケアの対象と考え、グリーフケアを実施しています。

8階東:血液内科病棟

46床

均等割二交代

血液造血器疾患患者さんの年齢層は様々で、疾患の特徴として予後不良の難治性の場合がほとんどであり、緊急入院・緊急治療・告知と患者さんやご家族の動揺が激しいことが多いです。患者さんの苦痛を伴う症状の緩和はもちろん、ご家族への援助を行うことも重要であると考え支援しています。

7階西:呼吸器内科/内分泌内科病棟

53床

均等割二交代

主に肺がん、糖尿病など長期的な自己管理が必要となる患者さんの治療や検査を行っています。入院期間が長期化したり入退院を繰り返す患者さんが多い中で、多職種と連携しながら、苦痛を伴う症状の緩和と精神的なケアや患者さんの背景・理解度に合わせた指導を行っています。

7階南:消化器内科病棟

53床

均等割二交代

検診で異常の早期発見ができるようになり、検査や精査入院の患者さんも増加しています。消化器疾患の治療は主として、安静・食事・薬物療法ですが、終末期患者さんに対しては、苦痛を最小限にできるよう、患者さんやご家族の思いがくみ取れるような関わりを心がけています。

7階東:脳神経外科/眼科/耳鼻咽喉科/歯科口腔外科病棟

51床

均等割二交代

脳神経外科のほとんどは急な発症による緊急手術後の患者さんで、眼科・耳鼻咽喉科・歯科口腔外科はほとんどが予約手術で入院期間の短い患者さんです。様々な疾患の患者さんの急性期から回復期までの治療や日常生活援助に関わっています。

6階西:整形外科病棟

53床

均等割二交代

脊椎・脊髄疾患はもとより一般骨折、外傷などで乳児から老年期までの幅広い層の入院があるため、周手術期の看護を中心に日常生活援助、社会復帰に向けての援助・指導、高齢者(認知症を含む)ケア等患者さんに見合った指導や、援助が速やかに提供できるよう心がけています。

6階南透析センター:腎臓内科/泌尿器科/皮膚科病棟

53床

均等割二交代

腎不全患者さんの治療と病気に合わせた支援が外来通院から入院まで受けられるよう、病棟スタッフが透析センター業務にも従事しています。また周術期の患者さんや皮膚科の処置を受ける患者さんの苦痛を最小限にできるように日常生活援助や寄り添う看護を行っています。

6階東:消化器外科病棟

53床

均等割二交代

手術療法、化学療法、放射線療法、癌・終末期に伴う症状緩和を行います。術後は疼痛コントロールをして早期離床など合併症予防と、退院後の生活を考慮し手術前と同じQOLが維持できるような指導やケアをしています。患者さんの不安の軽減に努め、安心した気持ちで治療に臨めるように支援しています。

5階西:女性病棟

45床

均等割二交代

年齢層を問わず女性患者さんのみ受け入れしています。出産に関して周産期看護(婦人科外来・助産外来、母乳外来)で妊娠期から子育て期まで切れ目なくサポートしています。女性特有の婦人科疾患・生殖器疾患に関しても、患者さんの身体的、精神的苦痛を受け止めて家族とともに支援しています。

NICU/GCU

6床/12床

均等割二交代

NICUでは早産・低出生体重児・新生児異常などの出生後早期から集中治療が必要な赤ちゃんを受け入れ成長発育を助ける援助をしています。NICUでの急性期治療後はGCUで退院までの期間を経過観察し、出生後早期から分離状態となった家族が退院後に安心して生活をスタートできるよう支援しています。

5階東:小児科病棟

51床

均等割二交代

ほとんどは上気道感染症、肺炎、胃腸炎などの急性疾患ですが、慢性疾患、摂食障害や心身症、小児外科・耳鼻科・泌尿器などの手術目的の患児も入院しています。確実なフィジカルアセスメントによる観察と判断、その患児に合わせた援助を、養育に関わっている保護者と連携をとりながら行っています。

4階東:消化器内科/整形外科病棟

54床

均等割二交代

整形外科は関節疾患が中心で手術治療目的の患者さんが多く、消化器内科は内視鏡検査や化学療法を受ける患者さんもみえますが、ほとんどが他病棟からの転棟も含めて緊急入院の患者さんです。 周手術期、回復期、ターミナル期など様々な病期の患者さんに合わせた看護を行っています。

HCU

24床

均等割二交代

救命救急センターとして3次救急医療を担い、緊急入院患者さんの救命医療や初期治療を行っています。平均在院日数は約1~3日と短いですが重篤救急患者さんが一般病棟で過ごせる状態まで回復できるように、家族ケアも含め心身両面の看護を行っています。

ICU

6床

均等割二交代

手術、麻酔後の患者さんや救急外来に来院した重症患者さん、院内で発生した急変患者さんなど、重篤な急性機能不全の患者さんに対して、多職種でチームを組み先端医療技術を駆使した集中的な治療を行っています。

3階南:循環器内科

50床

均等割二交代

循環器疾患(急性心筋梗塞・狭心症・心不全・心筋症・不整脈など)で苦痛を伴う症状や生命に対する危機感や治療・経過に不安を覚える患者さんが多く、日常の身の回りの援助、退院後の服薬や生活の指導のほかに苦痛緩和のケアなども行いながら、いつ起こるか分からない万が一の急変にも備えています。

手術センター

12室

均等割二交代・待機制

手術室は10室あり、診療10科の特性を理解し、専門的知識と熟練した技術を発揮できるように努めています。医療機器の発達に伴い、手術も高度化・複雑化し手術適応範囲も拡大されており、各科の特性やME機器・手術器材・手術材料の取り扱いを熟知し、実践するように心がけています。医師・看護師・臨床工学士・診療放射線技師を中心としたチーム医療の提供に向けて、患者さんの安全と安楽を常に念頭に置き、より安全で確実な外科治療が受けられるように取り組んでいます。また、術前診療や術前訪問を行い、患者さんの状態に合わせた説明と不安や苦痛をとらえ、患者さんが少しでも安心して手術を受けられるように支援しています。

外来・化学療法センター

均等割二交代

外来診療を行う各科(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲブロック)、各科から指示の出た採血・注射・検査を行う中央処置室、外来化学療法やレミケード療法など外来特殊治療を担当する外来化学療法センター(Ⅳブロック)の計4ブロックで構成されています。またがん看護、スキンケア、リンパ浮腫など看護師が担当する予約制の看護外来も行っています。外来は「病院の顔」という意識を持ち、患者さんが各種の説明を理解・納得して、検査や治療を安心して安全にうけてもらえるよう専門性の高い看護を提供していきたいと考えています。個々の患者さん(医療依存度が高い、認知症、独居、高齢、養育支援)がその人らしく療養生活が送れ、意向に沿った医療・看護がうけられるよう多職種カンファレンスを行い支援しています。

救命救急センター

均等割二交代

地域の救急医療の核として24時間365日断らない救急をモットーに診療を行っています。病状によっては適切な治療科の医師や近隣病院と連携を取るなど、初期診療から専門治療まで適切で安全な医療を提供できるように体制を整えています。

内視鏡センター

均等割二交代

内視鏡センターでは、内視鏡検査、放射線治療、血管撮影室での検査・治療の部門の3つに分かれています。内視鏡検査では、がんなど様々な疾患の診断や治療を決定するための検査を実施し、検査中の身体的・精神的ケアや速やかに進行するための介助を実施しています。
放射線治療では患者・家族との関わりを通し、治療への理解や安心、治療中の苦痛の緩和を図っています。また血管撮影室では、狭心症・心筋梗塞に対するカテーテル検査・治療、脳梗塞の血栓回収術、腫瘍血管の破裂に対する塞栓術など緊急を要する検査・治療が主に行われ、多職種で協働し、患者が安全で確実に検査・治療が受けられるよう支援しています。