メッセージ
責任者より
プログラム責任者より
初期臨床研修の2年間が、その後の医師としての人生にとって最も重要な時間と考えています。
与えられる研修の環境が大事なのはもちろんですが、研修医自らがどのような「心」で研修に臨み、充実した時間を過ごすかが重要です。
医師という職業は「プロフェッション」であり、高度な知識や技術を身につけた専門職であると同時に、高い倫理観をもって己を律し、社会全体に貢献することが求められる職業です。同僚研修医、後輩、上級医・指導医、メディカルスタッフ、患者さん、患者さんの家族、その他病院の中で、あるいは病院の外でのすべての人達との出会いを大切にして、医師としての知識・技術だけでなく、医療人・社会人として信頼される態度、豊かな人間性を身につけてほしいと願っています。
当院は各科の指導医が充実しているのはもちろん、医師以外のメディカルスタッフも優秀かつ協調的で、病院全体で研修医を育てる意識が高いのが特徴です。臨床研修の基本理念に沿った目標を達成するために、当院ではスーパーローテート方式を採用していますが、どの診療科の研修も実践的であり、多くの症例・手技を経験し、学ぶことができます。上級医・指導医の直接指導や多くのメディカルスタッフのサポートを受けながら、研修医は様々な形のチーム医療の中で主体的に活躍することができます。
当院で医師としてのスタートを切り、私たちとともに、心・技・体に優れた、プロフェッショナルとして信頼され尊敬される医師を目指しましょう。
研修医より
江南厚生病院を研修先に選んだ理由
一番の決め手は雰囲気の良さでした。見学の際には、指導医の先生がわかりやすく熱心に教えてくださり、この病院で研修したいと思うようになりました。コメディカルの方々とのつながりも強く、研修の中で毎回助けていただいております。職員同士ですれ違った際にはお互い挨拶を交わし、快く業務に臨むことができます。また、当院はこの地域の中核を担う病院であり、救急車の受け入れ件数も年々増加しています。病床数も700床近くあり、症例に困ることはありません。多くの経験が積めることも当院で研修する大きな魅力のひとつだと思います。
研修医の業務内容、指導体制について
2年間ですべての科をローテートします。指導熱心な先生方のもと、一般的な手技だけでなく、各科の専門的な手技も経験することができます。救急外来の当直では1年次から救急車で来院される患者さんを担当することができます。もちろん2年次研修医や上級医の先生方の手厚いサポートがあることは言うまでもありません。実際に担当しないとわからないことも多いため、毎度充実した当直を送ることができます。
職場の雰囲気や人間関係について
繰り返しになりますが、指導熱心な先生ばかりで、皆さんが研修医の気持ちに答えてくださります。年次や各診療科の垣根も低く、わからないことがあれば何でも相談することができます。また医師以外の職種の皆さんも大変親切で、チームで診療にあたっているということを実感しています。
これから研修病院を決める学生さんへのメッセージ
まずは一度見学に来てください!雰囲気の良さや、上級医の熱心な指導を体感してみてください。そして、皆さんが当院を選んでくれたら嬉しいです。お待ちしております。
江南厚生病院を研修先に選んだ理由
江南厚生病院を知るきっかけになったのはレジナビでした。当時1年次の先生に声を掛けられ、先生方の様子や説明を聞いて雰囲気の良い病院だと思ったのが第一印象です。実際の病院見学でも、職員がすれ違うと自然と挨拶が交わされたり、研修医室では研修医が救急外来の症例についてディスカッションしつつ和気あいあいと話していたりと、とても明るく生き生きとした雰囲気があり惹かれました。また、救急外来の患者数や各科の検査、手術件数が十分にあり症例も充実していると感じました。積極的に取り組むことで多くの手技を経験でき、研修医のうちに広く学ぶことができる点でも魅力的でした。
研修医の業務内容、指導体制について
日々の診療に関してはもちろんのこと、抄読会では論文の選択から丁寧に助言していただけたり、学会発表の機会をいただけたりと幅広くご指導いただいています。また、救急科の常勤医師もおり、救急医療を自己流にならずにしっかりと身につけることができます。その他気さくな先生が多く、質問しやすいほか、この前の症例の…と声をかけてくださりフィードバックをいただけることもあります。優しく熱心な先生方が多く、日々の勉強の糧になっています。
職場の雰囲気や人間関係について
職員同士挨拶が活発でとても明るい雰囲気です。研修医との関わりが多い救急外来では、看護師さんがテキパキと頼もしく、また落ち込んだ時や忙しい時は声をかけてフォローして下さる温かい存在です。その他コメディカルスタッフも穏やかな雰囲気で、検査技師の方と画像について話したりとコミュニケーションの取りやすい環境です。
これから研修病院を決める学生さんへのメッセージ
病院選びのポイントは診療科や救急外来の体制、福利厚生など人によって様々だと思いますが、病院の雰囲気が合っているかがとても重要になってくると思います。見学で指導医や年齢の近い研修医と自分の将来を照らし合わせることで、より明確な目標や将来のビジョンが見えてきます。是非病院の雰囲気を体感しに見学にいらしてください。そして是非江南厚生病院で一緒に働きましょう。
専攻医より
江南厚生病院で初期研修をして良かったこと
整形外科医になって1年、振り返ってみると内科的な初期対応に迫られる場面がしばしばありました。担当患者さんの熱発、痙攣、意識障害、胸痛、呼吸困難…。そこで最低限でも動けるようになったのは、ひとえにスーパーローテートや救急外来での丁寧な指導の賜物と思います。当院は研修医の裁量が大きいので、それだけ研修医への関心が高くコミュニケーションが活発に行われています。
後期研修先を当院にした理由
病院見学先の整形外科医の先生方にキャリア形成について聞いて回ったのですが、キャリアは『後期研修先の病院が取り扱っている専門分野』に大きく影響を受けているように感じました。当院は脊椎、股関節、手の外科、リウマチ、膝肩、腫瘍、小児と幅広く専門分野を取り扱っている希有な病院です。キャリアの検討にあたってその選択肢の多さが魅力的でした。尚、後期研修はとてもアクティブで多種多様かつ豊富な症例を経験することができます。
学生へのメッセージ
少しでも興味をお持ちでしたら、是非一度病院見学にお越し下さい。心よりお待ちしております。
江南厚生病院で初期研修をして良かったこと
2年間という初期研修の間で様々な症例に遭遇することは、医師人生の貴重な礎になると思います。救急外来・病棟・地域医療研修を通じて出会った症例は山ほどあり、時には失敗することもありました。ですが、同期・上級医・周囲のスタッフに支えられながら身についた幅広い知識と経験は、確実に私の力になっており、素晴らしい2年間だったと考えています。
後期研修先を当院にした理由
当院は愛知県の尾北地域だけでなく、県を跨いで岐阜県各務原市などからも救急車を受け入れていることから、年間7000台を越える救急搬送に応需しています。このため脳神経外科が関わる患者の受け入れは多く、急性期に外科的な治療の適応となる症例に日々遭遇します。時には当院だけでは対応が困難なこともありますが、名古屋大学脳神経外科と連携しているので、大学で活躍している先生方からもきめ細やかな指導を受けられ、最先端の知識・技術を身に付けることが出来ます。脳神経外科医としての第一歩を当院で踏み出せたことは大きなアドバンテージになるはずだと信じています。
学生へのメッセージ
数あるものの中からどれか1つに道を決めるというのは非常に悩ましいものですが、1歩踏み出してみなければ気づくことの出来ない景色もあると思います。どういった決断であれ、1人1人が悩みぬいて決めた1歩を否定せず心から応援して下さる先生方ばかりです。そんな素晴らしい雰囲気の当院へぜひ1度見学にお越しください。時間の無駄だったとは絶対に思わせません。