臨床検査室
当室の取り組み
24 時間体制の対応
病気の発見から治療、経過観察、どの段階においても、検査によって得られるデータは重要な情報です。休日・夜間における緊急検査にも 24 時間体制 で対応することによって、私達は【いつでも、早く、正確な検査データ】を提供し、患者さんが安心できる医療に貢献しています。
認定資格取得・チーム医療への派遣
より信頼性の高い検査結果を提供していくため、細胞検査士や超音波検査士をはじめとする各種認定資格の取得にも力を入れているほか、検査室内の業務だけではなく、血管造影室や新生児センターなど他部門へ技師を派遣し、他職種のスタッフと協力して診療支援を実現しています。
臨床検体の 2 次利用について
臨床検査室では血液や尿、便、喀痰、組織など様々な種類の検体を扱っております。これらを利用して臨床検査を行い、病気の診断や治療の効果判定などに役立てています( 1 次利用)。
皆様から採取あるいは提出していただいた検体や組織は、検査終了後に一定の期間を過ぎると廃棄処分されます。一方で、一部の残余検体や組織を利用して検査試薬や機器の性能評価、あるいは精度管理や教育材料として利用することがあります( 2 次利用)。
2次利用する場合には検体と個人情報が完全に分離され、個人の特定が一切不可能な状態で利用しています。 2 次利用に関してご許可・ご賛同いただけない場合には、採血室職員または検体提出時にお申し出ください。
施設基準
ISO15189:2022 認定施設(免状)
精度保証認証施設
日本臨床細胞学会施設認定
日本病理学会研修認定施設認定
認定臨床微生物検査技師制度研修施設認定
日本輸血•細胞治療学会輸血機能評価認定制度(I&A 制度)認証施設
認定・資格
| 名称 | 所属学会 | 人数 |
|---|---|---|
| 認定輸血検査技師 | 日本輸血・細胞治療学会 | 4名 |
| 細胞治療認定管理師 | 日本輸血・細胞治療学会 | 3名 |
| 認定サイトメトリー技術者 | 日本サイトメトリー学会 | 3名 |
| 認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師 | 日本臨床化学会・日本臨床衛生検査技師会 | 1名 |
| 認定血液検査技師 | 日本検査血液学会 | 3名 |
| 二級臨床検査士(血液学) | 日本臨床検査同学院認定 | 3名 |
| 認定一般検査技師 | 日本臨床衛生検査技師協会 | 2名 |
| 認定臨床エンブリオロジスト | 日本臨床エンブリオロジスト学会 | 1名 |
| 認定臨床微生物検査技師 | 認定臨床微生物検査技師制度協議会 | 5名 |
| ICMT制度協議会 | 感染制御認定臨床微生物検査技師 | 4名 |
| 二級臨床検査士(微生物学) | 日本臨床検査同学院認定 | 6名 |
| 細胞検査士 | 日本臨床細胞学会 | 7名 |
| 国際細胞検査士 | 国際細胞学会 | 3名 |
| がんゲノム医療コーディネーター | 日本臨床腫瘍学会 | 3名 |
| 認定病理検査技師 | 日本臨床衛生検査技師会 | 2名 |
| 特定化学物質及び 四アルキル鉛等作業主任者 | 都道府県資格 | 8名 |
| 有機溶剤作業主任者 | 都道府県資格 | 7名 |
| 二級臨床検査士(病理学) | 日本臨床検査同学院認定 | 1名 |
| 認定心電検査技師 | 日本臨床衛生検査技師会 | 1名 |
| 超音波検査士(消化器領域) | 日本超音波医学会 | 6名 |
| 超音波検査士(循環器領域) | 日本超音波医学会 | 4名 |
| 超音波検査士(血管領域) | 日本超音波医学会 | 1名 |
| 超音波検査士(健診領域) | 日本超音波医学会 | 1名 |
| 超音波検査士(産婦人科領域) | 日本超音波医学会 | 2名 |
| 心電図検定(1級) | 日本不整脈心電学会 | 5名 |
| 心電図検定(2級) | 日本不整脈心電学会 | 8名 |
| 二級臨床検査士(呼吸生理) | 日本臨床検査同学院認定 | 1名 |
| JHRS認定心電図専門士 | 日本不整脈心電学会 | 1名 |
| 認定救急検査技師 | 日本臨床救急医学会 | 1名 |
| 健康食品管理士(上級) | 日本食品安全協会 | 1名 |
| 健康食品管理士 | 日本食品安全協会 | 4名 |
| 緊急臨床検査士 | 日本臨床検査同学院認定 | 16名 |
| 第一種衛生管理者 | 安全衛生技術試験協会 | 5名 |
| 医療情報技師 | 日本医療情報学会認定 | 2名 |
| 精度管理責任者育成講習会終了 | 日本臨床検査技師会 | 4名 |
| 肝炎医療コーディネーター | 愛知県 | 2名 |
| 暫定がん・生殖医療ナビゲーター | 日本がん・生殖医療学会 | 1名 |
| 妊娠高血圧ヘルスケアプロバイダー | 日本妊娠高血圧学会 | 1名 |
| 医療機器情報コミュニケータ(MDIC) | 日本医療機器学会 | 1名 |
| 聴力測定技術講習会(一般コース)修了 | 日本聴覚医学会 | 1名 |
| 臓器提供院内コーディネーター | 愛知県 | 1名 |
(2026年4月現在)
部門紹介
輸血検査
血液型の検査や輸血のための適合血の準備を行っています。また、安全な輸血ができるように輸血製剤の保管・管理も行っています。緊急の輸血にも対応すべく24時間体制で検査を実施しています。
生化・免疫検査
生化学検査では、血液中の糖や脂質、肝臓・腎臓に関わる酵素やタンパク質などを測定し、体の状態を数値で評価する検査です。病気の診断や治療効果の指確認に活用されています。
免疫検査は、血液などから抗体やホルモン、腫瘍マーカーを調べ、体内の変化を数値として捉える検査です。
感染症やがんの診断、治療経過の確認に活用されています。
血液検査
主に血液内の血球数(赤血球数、白血球数、血小板数)の算定やヘモグロビンの濃度の測定、白血球分類の検査及び末梢血標本を作製して血球の形態に異常がないか顕微鏡で調べる血液形態検査を行っています。これらの検査をおこなうことにより、白血病を代表とする血液疾患や、炎症性疾患の診断・経過観察等に用いられます。
また、血液の固まり具合や血栓ができていないかを診る凝固検査も行っています。
一般検査
主に尿を試験紙や顕微鏡を用いて成分を調べる検査や穿刺液(胸水、腹水、心嚢液、CAPD、関節液、髄液など)の性状を調べる検査、便の潜血検査を行っています。
一般検査は身体の広範な異常を迅速に捉えるスクリーニングの役割を担っています。その他にも、不妊治療に関係する検査にも従事しています。
微生物検査
喀痰・尿・血液などの検体から病原菌を検出し、質量分析装置で迅速に菌の種類を特定します。
薬の効きやすさも調べ、感染制御室と連携して、適切な治療と院内感染の予防に貢献しています。
病理検査
手術や生検で取った組織を顕微鏡で調べ、がんかどうかや病気の種類・進み具合を判断する検査です。
細胞診検査は痰や尿、体の一部をこすって取った細胞を調べ、がんなどの異常がないかを確認する検査です。
生理検査
心電図やエコー検査、呼吸機能検査、脳波、神経伝導検査など、体に直接機器を装着して行う検査です。
診療や治療方針の判断に必要な波形やデータを測定します。
中央処置室
中央採血室は、外来中央処置室(点滴や注射を行う)と併設となっています。診察前検査や診察後検査の採血や尿検査の受付を行っています。